バイクの不正改造はNGです
毎年何件かある相談で、購入したバイクが不正改造・違法改造車だったというものがあります。
一番多いのがマフラー、以前は購入後車検を通そうとしたら騒音で車検が通らず発覚するケース。この多くのケースは、残車検有の車両を購入(購入時は車検があったので検査をしていない)というものでした。ただ中には購入時に車検を取得しての車両が、2年後の継続車検で不正改造が発覚したケースもありました。
相談を受けていてこのところ感じているのは、ライダー側のコンプライアンス意識というかモラルなどの意識が高くなっているような印象を受けています。マフラー交換されたバイクを買ったものの、不正改造(違法マフラー)ではないと思っていたが、実際に乗ってみてうるさくて、調べてみたら違法マフラーだったという相談も増えています。
最近はライダーも増えてきて、不正改造(違法なうるさいマフラー)は迷惑で人気も無い事から徐々に相談件数は減っています。
不正改造つながりでは、エンジンの排気量アップ(いわゆるボアアップ)車両の相談もあったります。
原付一種(50cc)として購入したが、エンジンに88ccと書いてあった原付免許(自動車免許の付帯)しかないので違法になるのか?という相談もあったります。
ネットで買った軽二輪(250cc)のカスタムビックスクーターが上位モデルの500ccのエンジンに積み替えられていたなども。
購入者の責任になる部分もありますので、しっかり車両の確認と、信頼のできるお店での購入、ネットでの個人売買や事業者に思えるような多くの車両をインターネットやSNSのみで販売している人物からの購入は最大限ご注意ください。
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