【注意喚起】2月・3月はバイクの管理にご注意を。愛車に貼られた「買取チラシ」への向き合い方

2月から3月にかけて、バイクの売却を検討される方が増える時期です。それに合わせ、駐輪しているバイクのハンドルやレバー、メーター周りに「高価買取」と書かれたチラシが貼り付けられる事案が多く見受けられます。

愛車に触れられ、勝手にチラシを貼られる行為は、ライダーにとって「自分のテリトリーを侵された」という強い不快感や不安を伴うものです。当協会(中古二輪自動車流通協会)へも、「勝手に敷地に入って触るのは不法侵入ではないか」「不快なのでやめさせてほしい」といった切実な相談が年間を通して寄せられていますが、特にこの時期は相談が目立つ傾向にあります。

なぜ「2月・3月」にチラシが見受けられるのか?

買取チラシに関するご相談は、実は年間を通じて途切れることはありません。しかし、2月から3月にかけては以下の理由から、業者によるチラシ貼り(営業行為)も活発化すると考えられます。

背景にあるのは、毎年4月1日時点の登録内容に基づいて課税される「軽自動車税」です。

  • 3月31日までの手続き: その年度の税金はかかりません。
  • 4月1日以降の手続き: 乗っていなくても1年分の税金を全額支払う義務が生じます。

この「4月になる前に手放したい」という所有者の焦りや売却需要の高まりに付け込み、一部の業者が「即日現金」などの言葉を並べたチラシをこの時期に集中して配布しているのです。

当協会のルールと、信頼できる業者の見分け方

現在もこうしたチラシを貼る事業者は存在しますが、当協会では、会員規則として車両へのチラシ貼り付け行為を一切禁止しています。

無断で車両に触れるような業者は、コンプライアンス意識に欠けていると言わざるを得ません。バイクを手放す際は、こうした業者ではなく、当協会の会員店(買取専門店や販売店)のご利用を強くお勧めします。

当協会の会員店は、法令を遵守し、所有者の許可なく車両に触れることはありません。適正な査定と確実な名義変更手続きを行う「安心の窓口」として、皆様の愛車を誠実に扱います。

知っておきたい「放置」によるリスク

チラシを放置してしまうと、以下のような二次的なリスクを招く恐れがあります。

  1. 防犯上の脆弱性の露呈(不在確認) チラシが長期間貼られたままの状態は、「この車両はこまめにチェックされていない」というサインになり得ます。これが結果として、盗難やいたずらの対象に選ばれるリスクを高めてしまいます。
  2. 消費者トラブルの入り口 記載された連絡先に電話をすると、「現場で強引に買い叩かれる」「断っても帰らない」「名義変更がされず税金の請求が届き続ける」といったトラブルに発展するケースがあります。

被害を防ぐための具体的な対策

チラシを発見した際、また未然に防ぐために、環境に応じた対策を講じてください。

  • 【共通】見つけ次第、すぐに剥がす 「毎日管理している」という意思表示が最大の防犯です。
  • 【個人宅の場合】防犯意識の向上と物理的対策 厚手のバイクカバーで車種を特定させないことや、複数のロック(地球ロック等)で「盗むのに時間がかかる」と思わせることが重要です。また、防犯カメラやセンサーライトの設置も有効です。
  • 【共同住宅の場合】管理会社・組合への相談 マンション等の駐輪場であれば、管理会社や管理組合へ相談してください。「居住者以外の立入禁止」や「無断チラシ貼り禁止」といった貼り紙を管理会社名義で掲示してもらうことで、部外者への強い抑止力となります。

もしトラブルに遭ったら

もし、しつこいチラシ貼りや、強引な勧誘でお困りの場合は、決して一人で抱え込まないでください。

  • 最寄りの警察署
  • 消費者センター(局番なしの188)
  • 当協会(中古二輪自動車流通協会)

大切な愛車を守り、最後まで気持ちの良い取引を行うために、信頼できる窓口を選んでください。

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中古二輪自動車流通協会は、
中古二輪自動車の公正かつ健全な流通の促進を図るとともに、
業界に関わる企業や人々の幸福を追求し、消費者保護と啓発活動を通じて、
業界の発展および社会への貢献を目的として活動しています。

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