【ゴールデンウイーク前に必ずチェック!】快適なバイク旅のために知っておきたい整備のポイント
ライダーのみなさんこんにちは!いよいよゴールデンウイークが近づき、バイクでのツーリングを 計画している方も多いのではないでしょうか。
楽しいバイクツーリングを満喫するためには、事前の整備が非常に重要です。そこで今回は、2024年ゴールデンウイークにおけるJAFのロードサービス出動理由ランキング(二輪車)**の上位5位に注目し、事前の備えの重要性をお伝えします。
2024年 ゴールデンウィーク ロードサービス出動理由ランキング(二輪車 上位5位,JAFさん調べ)
■一般道路
- 過放電バッテリー
- タイヤのパンク、バースト、エア圧不足
- 破損/劣化バッテリー
- 事故
- キー閉じ込み
■高速道路
- 燃料切れ
- タイヤのパンク、バースト、エア圧不足
- 事故
- クラッチ機構(ロッド、ワイヤー含む)
- 破損/劣化バッテリー
これらのランキング上位の理由を踏まえ、 ツーリング前に特に注意しておきたい整備のポイントを以下にまとめました。
ゴールデンウイーク前に必ずチェック!主要トラブル別 整備と対応方法
1. バッテリー
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事前整備や対応:
- バッテリーの電圧をテスターで確認しましょう。12.4V以下であれば充電が必要です。
- バッテリー端子の緩みや腐食がないか確認し、必要であれば清掃・締め付けを行いましょう。
- バッテリー液の量(開放型の場合)が規定値内にあるか確認しましょう。
- 長期間使用していないバイクは、ツーリング前に充電器で満充電にしましょう。
- 長期間使用している(寿命が近い)バッテリーは、ツーリング先でのトラブルを避けるためにも早めの交換を検討しましょう。
2. タイヤの空気圧
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事前整備や対応:
- 出発前に必ず指定空気圧に調整しましょう。指定空気圧は取扱説明書に記載されており、バイクにシールなどで張り付けられている事もあります。
- こまめに空気圧をチェックする習慣をつけましょう。
- タイヤの溝の深さ(スリップサインが出ていないか)、ひび割れ、異物の刺さりがないか確認しましょう。
3. 燃料切れ
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事前整備や対応:
- 出発前に燃料の残量を十分に確認しましょう。
- ツーリングルート上のガソリンスタンドの位置を事前に確認しておきましょう。
- 高速道路では100km以上もガソリンスタンド(サービスエリア)が無い場合もあります。こまめな給油を心がけましょう。
- 山間部などではガソリンスタンドが廃業してしまい少ないエリアもあります。
4. パンク
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事前整備:
- タイヤの状態を上記「タイヤの空気圧」の項目と合わせて確認しましょう。
- パンク修理キットやスペアチューブを用意しておくと、応急処置が可能な場合があります(ご自身のスキルに合わせて)。
- ロードサービスの連絡先を事前に確認しておきましょう。
一般道と高速道路におけるリスクの違い
一般道では、低速走行や渋滞でのアイドリングが続き、バッテリーへの負担も大きくバッテリー上がりなどのトラブルが考えられます。また、渋滞などでは、すり抜けや路肩走行で異物を踏んでしまいパンクなども考えられます。
一方、高速道路では、 高速での走行が続くため、タイヤのトラブル(パンクやバースト)が高まります。また、給油できる場所が限られているため、サービスエリアなど行く先の給油ポイントの確認が必要です。速度が速いため時間的には短くても距離による燃料の消費も早いため、こまめな給油などがお勧めとなります。
ゴールデンウイークは交通量も増加するため、一般道・高速道路ともに、通常時よりも慎重な運転と事前の確実な整備が求められます。
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