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中古バイク お盆の車両トラブル情報 夏もバッテリーが重要です

暑い、夏本番ですね。

今年はコロナウィルス感染症の影響もあり今までにない夏の過ごし方が求められています。

ライダーのみなさん、バイクを降りたらマスク着用と密を避ける行動をお願いします。

乗車中は熱中症対策と混雑したサービスエリアや道の駅、商業施設等は避けるコースをご検討ください。

 

さて本題です。

バイクのバッテリー切れやバッテリーのトラブルと聞いて寒い冬場をイメージする人は多いと思います。乗らない時期なのでバッテリーが上がりやすかったり、寒い(冷たい)とバッテリーの性能が低下している可能性があります。

でも実は夏もバッテリートラブルは多いようです。

JAFロードサービス 主な出動理由TOP10(お盆「二輪」トップ5抜粋)

一般道路

順位 故障内容 件数 構成比
1 過放電バッテリー 379 17.94
2 タイヤのパンク、バースト、エアー圧不足 282 13.35
3 キー閉じ込み 138 6.53
4 事故 123 5.82
5 破損/劣化バッテリー 101 4.78
高速道路

順位 故障内容 件数 構成比
1 燃料切れ 37 22.84
2 タイヤのパンク、バースト、エアー圧不足 25 15.43
3 発電機/充電回路 15 9.26
4 過放電バッテリー 10 6.17
5 事故 6 3.70

出典:JAFロードサービス救援データ2019お盆「二輪」PDF

日常点検(運行前点検)をしっかりして、バッテリーは定期的なチェックや交換がおすすめです。

タイヤのトラブルでパンクは落下物を踏んでしまいしょうがない部分もありますが、高速道路での燃料切れなどは事前に対応できる部分もあります。

最近ではスマホの充電やナビの利用、ドライブレコーダーの利用などバイクのバッテリーにも負荷のかかる装備も増えています。走行時発電が十分な場合には問題がありませんが、バッテリーが古く劣化していたり、渋滞などでアイドリング状態が続くような場合には注意が必要です。

この時期だとレッカーを待つまでもつらい暑さですので、回避できるトラブルは事前に回避するように点検チェックがお勧めです。

夏のバイク楽しみましょう!

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