初心者向け・カスタムバイク購入時の注意点
初心者の方、はじめてバイクを購入する方に知っておいて欲しい事です。
バイクを初めて買う際は、「中古」のニーズは高いです。
これは、新車を買うより割安だったり、古いモデルや傷が多少あるモデルでは安価に購入できるケースが多いからです。「どうせコケる」「立ちゴケする」からまずは中古という考えはまだまだあります。
最近では、リターンライダーの中高年のかたもまずは乗りやすい・扱いやすい400ccで乗り始め慣れてから大型の好きな車両を購入するという方も多いようです。
そのなかで、いわゆる中古の「カスタム」車両について知っておいて欲しいことは以下です。
・違法なマフラーのままで販売されている車両がある(正規にバイク販売店ではありません)
・車検の無い250cc以下の車両では走行距離が正確ではないものがある
・マフラーだけのカスタムから各所変更をしているカスタムまで程度は様々
・ノーマル車両に比べ不調や故障のリスクが多いものがある
中古二輪自動車流通協会にある相談で「困った・・・」と言われるものはやはりマフラーです。
まだマフラーを交換したいという方は多いので、はじめからマフラーが変更されているものは人気があったりします。(人気メーカーのなどの場合)しかし、それ以外のマフラーでも色や形状がかっこよく自分で買うよりお得と買う人も多いですが、購入後違法マフラーとわかって大変な目に合う人も少なくありません。車検の必要な車両では、車検対応のマフラーやノーマルマフラーを購入しないといけないなど出費もかさみます。
また走行距離も変更されている場合もあります。メーターが故障したり転倒でメーターが壊れるケースもありますので悪意によるメーター巻き戻しやメーター変更とは限りませんが、その履歴もなかなか残りずらいのが現状です。
昨年でも中古二輪自動車流通協会に直接相談を頂いたなかでも3件ほど走行距離の表示に関するトラブルがありました。「お店での走行距離と車検証での距離が違った」「走行距離がわからないといわれた」「売却しようとしたら走行距離が戻っているといわれた」などです。
この他にもホビーバイクと言われるような(ホンダ旧モンキーなどが代表的)カスタムを楽しむ車両では、メーターの交換や排気量のアップ(ボアアップ)などもよくされており、50ccだと思って買って登録したら88ccだったなどのトラブルもあります。
カスタムはオーナーの愛情でバイクが変更されていますが、バイクに関する考え方(どうバイクに乗るか)によっても向き不向きが出やすいですので、はじめてバイクを買う際は本当にそのカスタムがいいかを考えてください。
基本はノーマル車の購入がおすすめです。
どんな車両がいいか悩んだら、中古二輪自動車流通協会会員店までご来店ください。
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中古二輪自動車流通協会は、中古二輪自動車の公正で公平な流通を促進すると共に、中古二輪自動車に係る企業や人々の幸福を追求し、消費者保護、啓発活動を通じ業界の発展、社会貢献を目的としています。
協会理念に賛同し中古バイク業界のより一層の発展に協力頂ける会員店を募集しております。
中古バイクに関する講演、啓発活動も行っております。詳しくは協会事務局までお問合わせください。
消費者トラブルに関する相談は消費者センター局番なしの「188」(イヤヤ)
中古バイクに関する相談やサービスに関するお問合せは中古二輪自動車流通協会まで
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