
こんにちは。中古二輪自動車流通協会(UMDA)です。
2月12日、警察庁より2025年(令和7年)の犯罪情勢が公表されました。
その内容は、我々バイク愛好家にとって目を疑うような、非常に厳しい現実を突きつけるものでした。
ライダーの皆様、今この瞬間も、愛車が狙われているという危機感を持ってください。
過去10年で最悪の「急増」
当会がまとめた推移データをご覧ください。2021年を底に、盗難件数は信じがたいスピードで膨れ上がっています。
■オートバイ盗認知件数推移
| 年 | 認知件数 | 前年比 | 1日あたりの被害 |
| 2021年 | 7,569件 | (過去最低) | 約20台 |
| 2022年 | 7,913件 | +344件 | 約21台 |
| 2023年 | 9,946件 | +2,033件 | 約21台 |
| 2024年 | 11,641件 | +1,695件 | 約27台 |
| 2025年 | 14,552件 | +2,911件 | 約40台 |
注目すべきは、2024年から2025年にかけての増加幅です。
1年で約2,911件も増加しており、ついに1日あたり約40台という、2021年の倍近い数字にまで悪化してしまいました。
「大都市圏」を襲う組織的な魔の手
被害の多くは、引き続き大阪、東京、神奈川、埼玉、福岡といった大都市圏に集中しています。
特に大阪府の被害は依然として全国最悪水準にあり、地域全体での警戒が叫ばれています。
なぜ、これほどまでに増え続けているのでしょうか?
・プロによる「効率的な窃盗」: 数人のグループで数分以内に積み込む犯行が常態化しています。
・高騰する中古市場: パーツ一つ一つまでが資産価値を持つようになり、転売目的の犯行に歯止めがかかりません。
・「狙い撃ち」の横行: SNS等で所有者を特定し、周到に下見をした上で自宅駐輪場から運び出すケースが増えています。
愛車を守るために、今日からできる「プラスアルファ」
1日40台。この数字を他人事として見過ごすわけにはいきません。「自分は大丈夫」という根拠のない自信が、最も危険です。

①「地球ロック」を複数箇所に: 物理的に「動かせない」時間を1秒でも長く。
②バイクカバーの常時使用: 「車種を隠す」ことが犯人のターゲットから外れる第一歩です。
③防犯デバイスの導入: 万が一の際のGPS追跡や、振動アラームなど、テクノロジーを味方につけてください。
最新のオートバイ盗認知件数では、私たちが今、防犯の「分岐点」に立っていることを示しています。大切に育てた愛車を、心ない窃盗犯に奪われないために。
今日、もう一度だけ、ご自身の愛車の守りを点検してください。
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