【週末ツーリング】涼を求めて走ろう!関東近郊・日帰りクールダウンスポット3選
うだるような暑さが続く日本の夏。しかし、バイク乗りにとって夏は、青い空と緑のコントラストが最も美しい季節でもあります。アスファルトの照り返しやヘルメットの中の熱気にうんざりしつつも、走り出したい気持ちは抑えきれませんよね。
「どこか涼しい場所へ、気持ちよく走りに行きたい!」
そんなあなたのために、7月19日(土)・20日(日)・21日(月・祝)の週末三連休にでもすぐ行ける、関東近郊の日帰りクールダウンスポットを3つ厳選しました!美しい景色と涼やかな空気で、夏の最高の思い出を作りに出かけましょう。
1. 【東京都・山梨県】都会のオアシス!緑と水の絶景回廊「奥多摩周遊道路」
都心から最も手軽にアクセスできる「涼」スポットといえば、やはり奥多摩エリアでしょう。豊かな緑に囲まれたワインディングと、エメラルドグリーンに輝く奥多摩湖が、都会の喧騒と暑さを忘れさせてくれます。
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魅力:
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なんといっても都心からのアクセスの良さ。思い立ったらすぐ行けるのが魅力です。
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檜原村から奥多摩湖へと抜ける「奥多摩周遊道路」は、走りごたえのあるコーナーが続き、ライダーを飽きさせません。
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標高が上がるにつれて気温が下がり、木々のトンネルが涼しい木陰を作ってくれます。湖畔の駐車場でヘルメットを脱げば、ひんやりとした風が火照った体をクールダウンしてくれます。
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ルートのポイント:
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「都民の森」は必ず立ち寄りたい休憩ポイント。レストランや売店も充実しており、ここで一息つくのが定番です。名物の「ハッスル丼」でエネルギーチャージはいかがでしょうか。
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周遊道路の途中にはいくつか展望台があり、眼下に広がる奥多摩湖の絶景を望めます。
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奥多摩湖畔にある「水と緑のふれあい館」では、ダムの仕組みを学んだり、涼しい館内で休憩したりできます。
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注意点:
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週末は交通量が増えるため、ブラインドコーナーなどでの対向車には十分注意しましょう。
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トンネルの中はひんやりと涼しいですが、路面が濡れていることもあるためスリップに注意が必要です。
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野生のサルやシカが道路に出てくることがあります。スピードの出し過ぎには気をつけましょう。
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2. 【長野県】天空の絶景ロード!アルプスを望む爽快ワインディング「ビーナスライン」
「これぞ高原ロード!」と誰もが感動する、日本屈指の絶景ルートがビーナスラインです。標高1,400mから2,000m近くを駆け抜けるため、真夏でも涼しく、別世界のような爽快感を味わえます。
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魅力:
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視界を遮るものがない、圧倒的な開放感。森林限界を超えるエリアでは、まるで空を飛んでいるかのような感覚に包まれます。
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平均気温は下界より5〜10℃ほど低く、まさに天然のクーラー。メッシュジャケットで走ると少し肌寒く感じることもあるほどです。
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ルート上には美しい高山植物が咲き誇り、雄大なアルプスの山々を望むことができます。
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ルートのポイント:
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八ヶ岳や南アルプスを一望できる「霧ヶ峰」エリアは必見。グライダーが優雅に空を舞う景色は、時間を忘れて見入ってしまいます。
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終点の「美ヶ原高原」まで足を延せば、標高2,000mからの360度のパノラマが待っています。屋外彫刻が点在する「美ヶ原高原美術館」もおすすめです。
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ルート沿いにはおしゃれなカフェやレストハウスが点在。名物のソフトクリームでクールダウンしましょう。
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注意点:
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山の天気は変わりやすく、急な雨や霧に見舞われることがあります。レインウェアは必ず携行しましょう。
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標高が高いため、朝晩は夏でも冷え込みます。インナージャケットなどで体温調整ができるようにしておくと安心です。
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絶景に見とれて脇見運転にならないよう、安全な場所に停車して景色を楽しみましょう。
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3. 【栃木県】聖地の涼風!滝と湖のクールダウンツーリング「日光・中禅寺湖」
歴史と自然が融合した日光エリアは、走りごたえのある「いろは坂」と、その先にある別天地・中禅寺湖が魅力の定番ツーリングスポットです。
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魅力:
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最大高低差440mを駆け上がる「いろは坂」は、言わずと知れた名ワインディングロード。コーナーを一つひとつクリアするたびに標高が上がり、涼しさが増していきます。
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坂を上りきった先にある中禅寺湖は、標高約1,269m。湖畔の空気はひんやりと澄み渡り、猛暑を忘れさせてくれます。
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日本三名瀑の一つ「華厳の滝」は、まさに天然のミストシャワー。展望台から眺めるだけでも、その水しぶきと轟音に涼を感じられます。
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ルートのポイント:
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「いろは坂」を上る途中にある「明智平展望台」からの眺めは必見。ロープウェイで登れば、中禅寺湖と華厳の滝を一望できる大パノラマが広がります。
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中禅寺湖畔を走る「中禅寺湖スカイライン」(現在は無料開放)は、交通量も少なく、静かな湖畔の景色を堪能できる穴場ルートです。
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さらに足を延ばして「戦場ヶ原」へ。広大な湿原を渡る風は、下界とは別格の爽やかさです。
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注意点:
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「いろは坂」は上り専用(第二いろは坂)と下り専用(第一いろは坂)の一方通行です。ルートを間違えないようにしましょう。
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世界遺産エリアでもあるため、観光シーズンや週末は渋滞が発生しやすくなります。早めの時間に出発するのがおすすめです。
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野生のサルが多く生息しています。荷物を取られたりしないよう、バイクから離れる際は注意してください。
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まとめ:準備を万全に、最高の夏ツーリングを!
ご紹介した3つのスポットは、いずれも真夏の暑さを忘れさせてくれる最高のクールダウンスポットです。しかし、涼しい場所へ行くとはいえ、道中の暑さ対策は欠かせません。
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こまめな水分補給
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通気性の良いライディングウェアの着用
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熱中症対策グッズ(クールタオル、塩分タブレット等)の活用
これらの準備を万全にして、安全運転で夏のツーリングを楽しんでください。
今週末、あなたはどの「涼」を求めて走り出しますか? 最高の週末が、あなたを待っています!
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