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消費者相談:店を出てすぐ壊れるバイク [現状販売トラブル]

このところ、バイクを買ったがすぐ壊れた(というより店を出てすぐ、店を出て〇mで、1時間走ったらなどかなりの短期間で)という相談が増えています。

その相談のほとんどが、「現状販売」での購入です。

現状販売は販売者が整備をせず、簡単なチェック(エンジン始動や敷地内での極短距離の走行テスト)で販売をするものですので、故障や不具合のリスクはあります。

インターネットでの個人オークションやフリマサイト、不用品の譲渡サイト、個人(事業者)のSNSなど様々なサイトで販売されており、チェック時点では動いているものの、すぐ壊れても返品不可や保証がない事が明記されています。中には、すぐ壊れるのは嫌な場合には、整備をするしっかりたバイク販売店で購入するようにと説明がある事もあります。

こういったサイトでの現状販売での購入は、すぐ壊れるリスクを理解して購入したと判断されますので、すぐ壊れても返品等はできない事がほとんどで、修理をするか諦めて別のバイクを買うかという判断を迫られます。

バイクの現状販売での購入は慎重に、当会では、自分で整備をする人、買った現状販売のバイクが壊れていたり大きな問題があっても、仕方ないと理解できる(諦められる)人のみが選ぶ購入方法としてアナウンスをしています。

バイクの現状販売はしっかり考えてから購入を!現車確認はマストですが、「見てもわかんないよ」という人はお勧めできません。

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