バイクの雨天走行、滑る路面に気を付けて!
秋台風のシーズンです
梅雨の時期も嫌ですが、台風シーズンも大気が不安定になり、ツーリング先での突然の雨など嫌ですね。
X(旧ツイッター)でアンケートを行ったところ、86%の人が滑ると感じるもしくは滑った経験がると回答されました。(回答数249人)
【ライダーのみなさんに質問です】
バイクでの雨天走行
マンホールの蓋や白線は滑る?滑った経験がある?— 中古二輪自動車流通協会🛵 (@chunikyo) September 4, 2023
道路とタイヤの摩擦の関係と考え調べたところ
摩擦係数μ(ミュー)
舗装路のドライ路面 μ=0.8前後
同ウエット路面 0.6〜0.4
積雪路 0.5〜0.2
氷結路 0.2〜0.1
(出典:ダンロップサイトより)
という数値がありましたので、舗装路(道路)でも雨天では摩擦係数が下がり滑りやすいというのがわかりました。ちなみに道路での安全な走行が可能な摩擦係数はμ=0.5程度とされているようです。最近の舗装路では雨天でも0.5が保てるようなものが主流というサイトもありました。
別のサイトからですが、マンホールの蓋は、ドライμ=0.4程度、ウエットμ=0.2程度という事で積雪路並みの滑りやすさになうようです。
白線については信頼性の高い資料が見つけられませんでしたが、参考値としてドライμ=0.4、ウエットμ=0.2というものがありましたので、やはりマンホールの蓋同等の滑りやすさになるようです。
アスファルトも旧アスファルト(密度の高いもの)や新アスファルト(隙間があり水はけがよいもの)でも違ったり、マンホールの蓋や白線も道路に設置(舗装)されてからの経過年数や道路の利用状況により摩耗などが進むと摩擦係数もより下がるようで、そういった道では、雨天時より慎重なライディングが必要になります。
雨天時の走行は安全運転で、滑るという認識でお願いします。
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