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バイクリコール情報

バイクのリコール情報 2022年6月14日 ヤマハ SEROW XT250 tricker XG250

バイクのリコール情報 2022年6月14日

ヤマハ 「SEROW XT250」「tricker XG250」(計2車種)

製作期間の全体の範囲:平成30年8月9日~令和2年7月31日(計15,089台)
(備考)リコール対象車の車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれています。
本届出は、令和元年10月15日付け「届出番号4580」にてリコールの届出を行ったものであるが、対策仕様が不適切であったことがわかったため、再度リコールを実施するものである。

■不具合の部位(部品名)
原動機(エンジンコントロールユニット)

■基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因
① エンジンコントロールユニット(ECU)のプログラムが不適切なため、スロットルをわずかに開けた状態を保持すると、ECUがスロットルは閉じていると認識して燃料を減らし、燃焼室内に吸入される混合気が薄くなる。その状態からスロットルをゆっくり開けると、さらに混合気が薄くなり、最悪の場合、エンストするおそれがある。
② エンジンコントロールユニットのプログラムが不適切なため、スロットルをわずかに開けた状態を保持すると、過度に燃料を増量して燃焼室内に吸入される混合気が濃くなるので、薄くしようと燃料を減らす制御が入る。その状態からスロットルを閉じると、燃料を増量する制御は停止するが、燃料を減らす制御は継続するため、混合気が薄くなり、最悪の場合、エンストするおそれがある。
③ エンジンコントロールユニットのプログラムが不適切なため、暖機途中にアイドリング状態を継続すると、排出ガスをクリーンにするために燃料を減らす制御が入り、燃焼室内に吸入される混合気が薄くなる。そのため、エンジン回転が不安定になり、最悪の場合、エンストするおそれがある。

消費者庁リコール情報:https://www.recall.caa.go.jp/result/detail.php?rcl=00000029409&screenkbn=06

国土交通省リコール改善箇所:https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_004482.html

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