中古バイクのブログ
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中古バイクの売買に関するトラブルの発生割合

中古二輪自動車流通協会では、消費者トラブルの調査をしています。

中古バイクの売買に関してのトラブル割合はおおよそ以下となります。

■トラブル発生取引 ※2019年調べ
1位 店舗購入 50%
2位 通信販売(ネット購入含む) 30%
3位 訪問購入 7%

■トラブルの種類 ※2019年調べ
1位 契約・解約 39%
2位 品質 19%
3位 販売方法 14%

トラブルの起こる取引では店舗購入でのトラブルが半数を占めます。バイクは車両を確認してから購入するというユーザーの傾向がありますので50%を占めていますが、実は5年前(2014年)は63%でした。ここ数年は通信販売(インターネットでの購入)を利用するユーザーも増え通信販売が増加傾向です。ちなみに通信販売の5年前は21%ですので店舗購入で減った割合がそのまま通信販売でのトラブルになっていると考えられます。
尚3位の訪問購入に関してはその中の1~2割がバイクへのチラシ貼り付けに関する苦情です。

トラブルの種類では契約・解約に関してが1位で39%、これは品質の不満や対応の不満から解約の希望、もしくは契約内容についてのトラブルになるためです。2位の品質は「思ったコンディションではない」「不具合があった」というものが中心だったり中には「リコール未対応」や「年式違い」によるトラブルなどもあります。販売方法に関しては「現状販売」での納車時の不良や故障への未対応などが多くあります。

中古バイクは見てから買うという意見がある一方、インターネットによる購入も増えてきています。特に遠くの店や個人からの購入は故障などが保証の対象とされない事やそもそも現状販売と同じか現状販売となり、何かあった場合でも購入者の負担が増える事が多いです。

「バイク選びは店選び」自分で整備が出来る人以外は出来るだけ近くの信頼できるお店から購入してください。

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中古二輪自動車流通協会は、中古二輪自動車の公正で公平な流通を促進すると共に、中古二輪自動車に係る企業や人々の幸福を追求し、消費者保護、啓発活動を通じ業界の発展、社会貢献を目的としています。

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