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購入時・契約・納車整備

中古バイク店舗購入の際のキャンセルについてご注意ください!

※定期更新コンテンツです

ここ最近コロナウィルスの影響でバイクでの通勤を考える人が増えているようです。それに伴い日頃バイクを購入しない人が購入して「やっぱりやめる」となってキャンセルのトラブルも増えています。

上記の4コマは悪質な場合ですが、自動車(軽を除く)のように印鑑証明などが必要ありませんので、気軽に?購入契約が出来てしまいます。

通常お店ではトラブル防止のために契約書を用意します。口頭契約でも契約として認められていますが、”言った言わない”に発展するケースが多いため書類での契約が一般的です。そうじゃない場合は、よほど気の知れたもしくはいつも利用しているお店など以外では要注意です。

前置きがだいぶ長くなりましたが、中古バイクの購入をキャンセルする際の注意点です。

中古バイクは前述の通り印鑑証明などが必要なく気軽に契約が出来てしまいます。中古バイクのキャンセルトラブルで多いのは、以下です。
・お店に行って気に入って契約したが家族に反対された
・契約した後に別の店に入ったらもっと安い車両があった
・契約した車両以外のモデルが欲しくなった

自己都合でのキャンセルは、お店がその契約で発生した実費分が請求できるルールになっています。

一般的には「納車整備費用」や「各種代行費用」「車検費用(受けていれば)」などになります。そのため契約後数日でのキャンセル申し出でも数万円程度のキャンセル料が発生する場合が多いです。

ただし、「一切キャンセルできない」や「全額請求する」などは不当要求となりますので、そのキャンセルにあたっての支払い額が常識的に通用するものであるかの確認は必要です。

オーダー車両(お店にお願いし探して購入してきてもらった車両)やカスタム車両でカスタムのために用意したカスタムパーツ一式(注文済みのもの)などは支払いの範囲ととらえられます。

コロナウィルスでバイク通勤を考え原付や原付二種を購入契約したものの、自宅勤務(リモートワーク)になったり、移動や転勤になり必要なくなったのでキャンセルしたいという相談がここ2ヶ月ほど増えていますが、少なくとも数万円~のキャンセル料は発生が予想されますので、契約の際は慎重にご検討ください。

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