3月から10月までバイクの売買トラブルは多く発生します。売る側・買う側に関わらずしっかりした相手と契約でお願いします。

バイクの売買に関するトラブルは、3月から10月にかけて多くなります。

年によって異なりますが、5・6月にピークをむかえ10月にもう一度増えるパターンと平均的に3月から10月まで続くという2パターンがあります。最近はインターネット経由での売買（ネット通販や個人売買）でのトラブルが増加傾向ですので、個人売買での注意点です。

■個人売買のトラブルで多いもの
・お金を支払ったのにバイクが届かない
・バイクを引き渡したのにお金がしはらわれない
・買ったバイクが壊れていた、故障が多い　など

個人売買では、知人や友人、身近な信頼できる人との取引ではトラブルは少ないようです。オークションサイトでも一定の対策がなされているようで、以前は頻発していた詐欺のようなお金がしはらわれないやバイクが届かないなどの被害は減少傾向です。ただし、サイトを介さない形での取引を持ち掛けられるなどでは未だにそういったトラブルがあるようです。

ここ数年はフリマアプリによるトラブルが増えています。利用者が増えているという事も要因のようです。当会に来る相談で悪質なケースは不用品をあげるもしくは不用品を売却するというサイトでのものです。事業者の流通に乗りづらい低品質の車両がそういった不用品系のサイトに出品されるケースが多いようで、壊れている、乗れない、危ないなど品質に関するトラブルが多く存在します。

またセミプロ？ちゃんとしたバイク販売店ではなくジャンク品を集めているような事業者や個人でバイクを整備して転売するようなブローカーまがいのようなユーザーもいるようで、個人売買の安価な車両を探して購入し異常があったと値引き交渉をしたりなどトラブルもあるようです。

個人売買はこういったリスクもありますので、時間的なロスや金銭的トラブルなどを避けたいと考える方はしっかりとしたバイク販売店での購入や下取りやちゃんとしたバイクの買取会社の利用をご検討ください。

安い車両を買ったら修理や整備で程度のいい車両を買うより高くつく、もしくは修理時がかかって何か月も乗れないなんてよくある話と思ってください。

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