バイクの激安パーツ・中古パーツのインターネット購入は慎重に
ここ数日バイクの違法改造(特にマフラー)についてのブログを書いていますが、本日も関連事項です。
インターネットで販売されている激安パーツや中古パーツ購入の際にはリスクがあるという認識で慎重に購入してください。
例えばマフラーですが、JMCAの認定マフラーをネットで中古で買ったが、音量規制でNGになったなどがあります。
原因は明確にわかりませんでしたが、以前のマフラーオーナーがマフラーを改造していてJMCAの認定プレートが付いているのに音量等が大きくなっていたのではというものがありました。インナーバッフルが抜かれていたらしいと。
最近では、違法マフラーを装着した車両はバイク販売店では販売しないルールが定着してきていますので、その分違法マフラーはネットなどの個人売買で流通してるようです。
バイクの整備やパーツについて知識や経験の豊富な人はそういったリスクも認識できると思いますが、一般ライダーや初心者ライダーはそういったリスクを理解し、慎重に判断してください。
参考までに、筆者のパーツに関する経験も。
インターネット販売で海外バイクメーカーのパーツを購入したらB品だったという事があります。
海外バイクメーカーの車両で、ミラーがゆるくなったのでネットで激安の純正品(自称)を買ってみました。通常の正規品ミラーはセットで約18,000円程度でしたが、その自称純正品はセットで6,000円くらいで1/3でお得だと思い購入しました。
自称純正品は「直輸入」「海外(生産国)製造工場直送」など安い理由がありました。
購入し届いてみると、その時使用していた純正品と全く同じものですごいお得な買い物だったと満足。
しかし、実際に車両に装着して気づいたこと
「あ、ミラー歪んでる・・・」
正直気づかない人もいるくらいかものレベルですが、ミラーの淵に近い近い部分左右とも場所は右端や左下など異なりますが、両方に少し歪み(鏡に映るものが少し歪んで見える)がありました。B品だ・・・
ミラー全体でいえば95%以上は問題ないので、安全性が損なわれるような事はないと思いましたが、結局端っこのゆがみが気持ち悪くて、すぐに本来の純正品を購入しました。
企業努力で価格を抑えるなどしている会社も多いですが、やはりインターネットの格安商品は玉石混交だと実感しました。
あくまでミラーに関する個人的な経験ですが、それ以外のパーツも近いものもあると思われます。
バイクの激安パーツ・中古パーツのインターネット購入は慎重に検討してください。
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