中古バイクのブログ
一般社団法人中古二輪自動車流通協会 / 中二協 / UMDA

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購入前・検討時・お店選び

モデルチェンジ・新車・中古車の注意点~旧モデルでも新車です~

秋ですね、ツーリングにいいシーズンです。

ちょうど各地でのモーターショーなどもあり、ニューモデルの発表や発売が多くされる時期です。

そんなニューモデルの発売で、たまにある相談の事例です。

■バイク屋で新車を買った。納車されて、調べたら旧モデル(新モデルが発売されたばかり)だった。新車だから一番新しいモデルだと思ったのに不満だ。

中古二輪自動車流通協会は中古バイクの流通に関する団体ですが、たまに上記のような相談を頂きます。

まずは新車の定義ですが、二輪自動車公正競争規約集(自動車公正取引協議会)では、第2条5項で「5 この規約において「新車」とは、道路運送車両法第 60 条第 1 項又は第 97 条の 3 第 1 項の規定による車両番号の指定を受けたことのない小型二輪及び軽二輪並びに地方公共団体の条例の規定による標識の交付を受けたことのない原付自転車(同法第 2 条第 6 項に規定する道路以外の場所(国外を含む。)において使用されたことのある二輪自動車を除く。)をいう。」としています。

要は、国内外を含め一度も登録をされていない、所有者がいないバイクという事になります。

相談事例では、買った新車のバイクが実は旧モデルだったことが不満になっています。実際にお店に行って車両を見て新車で買ったのに・・・という事ですが、やはり難しいところです。

中古車では、価格表示の際に年式や走行距離など車両に関する情報が記載されていますので、何年の(いつ頃の)バイクというのは大体理解できます。

事例としては少ないものですが、バイクを購入する際には何年式ですか?モデルやグレードを確認してください。

また中古車では、全オーナーのカスタムで、車両自体の年式とマフラーやサスペンションなどが別の年式や車種のものが使用されているものもありますので、まずはお店に確認してください。

ちなみに筆者も15年位前にバイクを買った際に、買ったバイクAと悩んでいたバイクBがあり、Aの最新機能が決めてで買ったのに、その1か月後にBの限定モデルが発売されそれならBの方がよかった~と悔やんだ思い出があります。その時の反省は、メーカーのカタログと販売店を中心にリサーチしていたので、雑誌等はチェックしていませんでした。実は悩んでいる時期に雑誌にBの限定車発表の噂が出ていたらしく・・・

情報収集は大切です。

バイクの(中古・新車問わず)購入を検討されている方は、そう多くある機会ではないので、いろいろな情報を探してみてください。もしかするともっといい情報やバイクに出会えるかも。

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