バイクの盗難対策
バイクの盗難対策についてです。
■盗難対策
・防犯アラームの装着
・チェーン、ディスクロックの装着
・バイクカバーの装着
・上記の複合的な対策
大切な愛車の盗難なんて考えたくないですね。ただ実際に盗難被害は発生しています。
対策の基本は、窃盗犯が嫌がることをするという考え方が有効です。バイクを盗む際に時間がかかったり人目についたり、アラームが鳴ったりするのは窃盗犯も諦める可能性があります。またその前の対策として車両(車種)を認識させないという事では、バイクカバーも有効です。
■バイクの盗難2017年で10,213件(ピーク時の1/6) → ピークは2003年で64,223件
無駄に恐怖心を煽るのは好きではないので、まずは盗難の実態から。※警察庁によるデータ「自動車盗難等の発生状況について」より URL:https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki56/30_jidousya.pdf
メーカーによるイモビライザーの導入が進んだことや盗難車両を解体するようなヤードと言われる作業場に規制が入り、違法な行為が行いずらい環境になった事などの要因が考えられます。
もちろん中古二輪自動車流通協会会員店では、買取の際には盗難検索を実施していますので、盗まれた車両が買取されることはありません。※警察への盗難届提出のタイミング次第によっては、買取される可能性がありますがすぐ盗難車両と判明します。
■盗難被害にあう場所※2017年
1位 駐車場 45%
2位 その他 24%
3位 一般住宅 24%
4位 路上 5%
ここから、重要なのは駐車場での対策が効果的なようです。
■窃盗犯の嫌がる対策を!!
時間がかかる事や面倒な事など窃盗犯の嫌がることを考えて対策をしましょう!
まずは欲しい(狙っている)車両を認識させないためにバイクカバーは有効です。
チェーンロックやU字ロックなどは破壊(切断)される可能性が高いですが、複数使用することでバイク保有者の対策意識の高さがわかったり面倒と思わせる事が出来ます。
チェーンやU字ロックとディスクロックを併用する。あえて目立つようにロックを見せる。
ディスクロックでは、盗難対策のアラーム付きが販売されていますのでそういったものもおすすめです。(要定期的な電池交換)
自宅などでは、防犯カメラの設置も効果があるようです。
■盗難車両の行方
さまざま考えられますが、現在国内での正規流通ルートに盗難車がのることはありませんので、個人売買での売却や窃盗犯自身が使用する、他の犯罪に利用される事、また部品としての流通、海外への売却などが考えられます。
■もし盗難に気づいたら
まずは最寄りの警察に電話して対応を仰ぎましょう。
大型二輪などは海外へ密輸されるケースもありますので、税関にも電話をして相談してください。
・密輸ダイヤル(24 時間受付) 0120-461-961
・東京税関ホームページ(http://www.customs.go.jp/tokyo/)「密輸情報提供のお願い」
窃盗犯は日々盗む対象を探しています。人目に付きやすい場所で夜には人通りが少なくなるような駐車場などは格好の餌場となってしまうかもしれませんので、しっかりと対策をしてください。
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