中古バイクのブログ
一般社団法人中古二輪自動車流通協会 / 中二協 / UMDA

中古バイクのブログ

バイクに関する啓発活動

バイクの雨天走行の注意点

雨天時のバイク走行の注意点です。多くのサイトやライターさんが対策やグッツなどを紹介していますので、ここではどんな状態になるかという点でご紹介します。

・視野が悪くなる
→ヘルメットの水滴付着やハーフキャップなどでは雨粒が直接顔にあたり視野がわるくなります

・運転操作感が変わる
→雨具(合羽やポンチョ)を着用しての操作はいつもと異なる
→雨具を着ない状態で濡れた場合には衣服が体に付着して重く感じる
→雨具なしでの長時間の走行は体温が低下し寒く感じますので要注意

・金属部分が滑りやすい(と感じる)
→ブレーキレバーやクラッチレバー、ブレーキペダル、シフトペダルなど金属製の部分のタッチが変わる(ように感じる)
→路面の金属部分(マンホールの蓋や工事などで金属板が敷かれているところ、金属の網など)も滑りやすい(心理的に滑りそうと感じる)

・通常時(晴天時)より運動性能は落ちる
→濡れた路面での制動距離は通常より長くなる
→急ハンドル急ブレーキは転倒などのリスクが高くなるので避ける

・他の走行車(自動車やバイク、自転車)に注意
→自動車も雨天では雨粒やワイパーなどにより通常時(晴天時)よりは視野が悪い(いつもとは異なる)と認識する
→他の車両も雨天時は通常時(晴天時)よりは運動性能が落ちると認識する

※雨天走行時のすべてではありませんが、上記のようなことがあるという紹介です※

雨天走行時のポイント

・雨天走行モードで走行する
→速度を抑えて、急発進、急ブレーキ、急ハンドルなど「急」のつくような操作を避け、周囲状況に注意し走行する

最近は無理に雨天時に走行せず休憩(雨宿り)をしたりするライダーも多いようです。通学通勤などで運転をしなければいけないときは十分注意してください。

タイヤの溝が減っていると滑りやすいので、定期的なチェックをお勧めします。

また、雨の降り始めのライダー心理としては、濡れたくないという事で早く目的地に着こうとスピードを出してしまったり、急ぐあまり注意力散漫になり事故にあうリスクが高まったりもするようです。心理要因ですが、そういった意識が働くことも意識して運転してください。

 

***************************

中古二輪自動車流通協会は、中古二輪自動車の公正で公平な流通を促進すると共に、中古二輪自動車に係る企業や人々の幸福を追求し、消費者保護、啓発活動を通じ業界の発展、社会貢献を目的としています。

協会理念に賛同し中古バイク業界のより一層の発展に協力頂ける会員店を募集しております。
中古バイクに関する講演、啓発活動も行っております。詳しくは協会事務局までお問合わせください。

消費者トラブルに関する相談は消費者センター局番なしの「188」(イヤヤ)

中古バイクに関する相談やサービスに関するお問合せは中古二輪自動車流通協会まで

***************************

-バイクに関する啓発活動